シーメンスウェビナー事務局
近年では、シミュレーションソフトウェアおよびコンピュータの発達により、プロセス産業特有の非常に複雑な物理現象のシミュレーションが可能となりました。
これにより、混合、分離、反応など実際の装置では測定、観察が難しいプロセスを可視化し、課題解決、業務効率改善、生産性向上といった、イノベーションが可能となりました。
弊社製品をお使いのユーザー様をご講演者としてお招きして、プロセス産業で設計・開発・研究に従事されるエンジニアの皆様を対象にしたセミナーを開催する運びとなりました。
●13:30~13:45 プロセス業界でのデジタルスレッド
シーメンスDIソフトウェア ポートフォリオ開発本部 シミュレーション&TEST部 マネージャー 岡野 康一
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【概要】一般的に、デジタル・ツインには、以下で説明する、製品、生産、パフォーマンスの3つがあります。
共に進化するこれら3つのデジタル・ツインの組み合わせや統合は、デジタル・スレッドと呼ばれます。
ここで使用される「スレッド」という言葉は、デジタル・スレッドが編み上げて作られるものであり、製品と生産ライフサイクルのすべての段階からデータを
収集することに由来します。
●13:45~14:00 プロセス産業で活用されているシミュレーション・ソリューションのご紹介
シーメンスDIソフトウェア 技術営業本部 シミュレーション&TEST部 CFD&ELE アドバンスドコンサルタント 小寺 崇
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【概要】Siemensでは、量子スケールからプラントスケールまであらゆるスケールにおいてデジタルツインに向けたシミュレーション及び探査・最適化のソリューションを提供しています。
プロセス産業で活用されている代表的な製品をいくつかご紹介します。
●14:00~14:30 マルチスケール解析ソフトウェアSimcenter 3D Multi Mechanicsを活用した材料設計評価
三菱ケミカル株式会社 Science & Innovation Center Materials Design Laboratory 主任研究員 松岡 毅 様
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【概要】Simcenter 3D Multi Mechanicsによる材料設計評価の解析事例として、炭素繊維FMC(CF-SMC)および、音響メタマテリアルへの適用例を紹介する。
CF-SMCについては、メソスケール構造がマクロ強度に与える影響を評価するために、双方向マルチスケール手法であるTrueMultiscaleを活用し、
メソスケールにおける損傷進展に基づいたマクロ強度評価解析の検証を行った。音響メタマテリアルについては、均質化マルチスケール解析により、
メタマテリアルによる制振効果についての評価解析の検証を行った。
●14:30~15:00 プラントエンジニアリングのCAEにおけるクラウド活用(ベンチマークを中心として)
千代田化工建設株式会社 地球環境プロジェクト事業本部 O&M-Xソリューション事業部 リードエンジニア 髙城 恭司 様
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【概要】長年3次元流動解析(CFD)をHigh Performance Computing基盤にて実施しているが、近年はCPUおよびGPUの選択肢が増えている。
本講演では、プラントエンジニアリングにおけるCAE活用事例や、各種CPUおよびGPUの実検討モデルにおけるベンチマーク結果(計算速度)について発表する。
★15:00~15:30 休憩
●15:30~15:40 デジタルトリプレットが拓くこれからのプロセス産業
株式会社オーツー・パートナーズ Director of Digital Solution / General Manager 青木 孝綱 様
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【概要】製造現場でのオペレータ不足は大きな問題として表出している。
また、ベテラン層の退職に伴い豊富な経験にもとづくスケールアップ技術や、安定生産技術が失われてしまう事態も起きている。
これらの問題に対し、“現場の知見” と “生産における製品の状態” と “CAEデータ(∈デジタルデータ)” を関連付け、
誰もが製造現場で起きる問題に気づき、解決に向けた正しいアクションを選択できるような環境を構築した事例について紹介する。
●15:40~16:10 旭化成の生産技術におけるPlantSimulationの活用事例
旭化成株式会社 生産技術本部 生産技術センター 産機システム技術部 北野 蒼作 様
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【概要】事業が多岐にわたる旭化成では、競争力強化のために各現場に最適な自動化システムをインテグレートする必要がある。
我々、旭化成・産機システム技術部では事業毎、工場毎に自動化ソリューションの構築力を高めるため、デジタルを活用して生産性アップを計っている。
その中で、今回はPlantSimulationを活用した事例を紹介する
●16:10~16:40 製薬プロセス開発におけるSTAR-CCM+の活用
中外製薬株式会社 製薬技術本部 分析研究部 デジタルサイエンスグループ 主席研究員 伊藤 久師 様
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【概要】製薬のプロセス開発では、求められる開発スピードが年々高まり、短期間で多くのデータ収集が必要とされています。
しかし、利用可能なサンプル量が限られているため、十分な検討を行うことが困難な場合もあります。
このため、高度な予測技術と効率的なデータ収集が重要となっています。
本セッションでは、STAR-CCM+を活用したスケールアップ予測や条件最適化などの事例を紹介します。
●16:40~17:00 見ればわかる解析事例アニメーションの大公開2023 ~Simcenter STAR-CCM+ 四季折々~
シーメンスDIソフトウェア Simcenterカスタマーサポート本部 CCM部 棚木航介、茂木康一郎
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【概要】本ワークショップでの「解析事例大公開シリーズ」は2019年から始まりました。翌年2020年の料理編、2021年のキャンプ編を経て、4回目の公開となります。
今回は”春夏秋冬”をテーマに解析事例アニメーションを作成しました。
各事例を通じ、皆様のプロセス産業におけるシミュレーション活用へのヒントや手掛かりとなれば幸いです。
★17:00 閉会の挨拶
開 催 形 式 : 会場参加型セミナー
場 所 : シーメンスオフィス内・セミナールーム
住所 : 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー 20階
※本セミナーは現地開催のみでオンライン配信はございません
※下記お申し込みフォームよりご登録いただきますと自動でご登録完了のメールが届きます。
(Microsoft Edgeでの入力をお勧め致します。Chromeでは自動で登録完了メールが届かない場合がございます)
開 催 日 : 2023年9月13日(水)13:30 ~ 17:00 (受付 13:00~13:30)
参 加 費 用 : 無料
定員 : 80名 ※定員に達した場合は申込を締め切らせていただきますのでご了承ください。
お 問 合 せ : シーメンス株式会社 セミナー事務局
Email : Pfd_japan_webinar.sisw@siemens.com
※本セミナーは、(株)オーツー・パートナーズとの共催セミナーとなります:プライバシーポリシー https://www.o2-inc.com/privacy/
※シーメンス株式会社のプライバシーポリシーはお申込み時にご確認ください。
尚、個人情報はシーメンス株式会社および(株)オーツー・パートナーズが保持致します。